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2021.6.8

私達が目指すこと

世界規模での人口増加・気候変動や、食生活の変化による農業生産や自然環境への影響を軽減するため、あらゆる環境・食生活の変化に対応できる持続的な生産技術基盤の構築が求められています。

私達は、未来型の食料として「ダイズ」に着目し、作物の土壌栽培に適する要件つまり「健康な土壌とはなにか」の定義づけを行い、農業の活性化や未来型食生活に向けた持続的な食料供給産業の創出をめざします。

私達が目指すこと

2050年まで
完全制御型の持続可能な食物生産システムを完成させます。
また、健康な土壌作りを目的とした土壌ビジネスを展開します。

2030年まで
化学肥料・農薬を極力削減した作物生産を実現します。

目標達成に向け
• 土壌微生物、作物、環境の相互作用の解析・制御により、循環型協生農業を可能とする技術とソフトを集約した、「循環型協生農業プラットフォーム」を構築します。
• 農業環境をデジタル化してサイバー空間で農業生産をシミュレーションする「農業環境エンジニアリングシステム」を用いた栽培マネジメントの事業を開始します。

2025年まで
土壌微生物-作物-環境の相互作用の解明を行います。

目標達成に向け
• 植物と微生物の相互関係を解析し、有用微生物の取得やそれらのデータベース化を行います。(土壌微生物叢アトラスの構築)
• ビッグデータを用いた統合解析により土壌健康度指標の策定に取り組みます。
• 土壌の健康化に寄与する微生物資材の開発に取り組みます。
• 現在の農業環境をデジタル化しサイバー空間で農業生産をシミュレーションしたシステムを構築します。